Community 7

「一人暮らしで不安、もしもの時はどうなるんだろう。」

終末期に向けた活動支援事業について

平成19年度平塚市高齢者虐待防止ネットワーク協議会次第から転記

本市(平塚市)において、終末期に向けた活動支援事業について、今年度より検討会を立ち上げ、2か月に1度の頻度で検討会を実施し、平塚市の現状を共有し課題を検討していきました。
第2回平塚市在宅医療・介護連携推進協議会での御意見を参考に終末期に向けた活動支援について検討を行い、同時に「平塚市版エンディングノート試案」を作成いたしました。
令和2年度は普及啓発の際に支援者が活用できる動機づけのための方法などを、終末期に向けた活動支援事業検討会で検討していきます。
また、今後の事業実施については、高齢者よろず相談センターでの普及啓発事業を令和2年度計画に位置付け、実施をしていきたいと考えています。

今後の取組について

終末期に向けた活動「終活」について市民の意識を高め、限りある時間を自分らしく有意義に過ごせる人を増やしていくために取組みます。
終活を全市的に行うために、高齢者よろず相談センターを中心に、エンディングノート等の媒体を活用して普及啓発を行います。
やりたいこと、やり残したことを整理することで、自分がやりたいことに必要な準備が確認でき、今後の生活に対する不安の解消につながるよう支援を行っていきます。
検討された具体的な取り組みは、各地域にお住いの高齢者を対象に、地域ごとの高齢者よろず相談センターにおいて、次の項目についての普及啓発を行います。

  1. ① 自分の人生を振り返り、これからの人生をどう生きていくのか考える機会を持つ。
  2. ② 自らの最期について考え、選択できるための支援が受けられる。
  3. ③ 大切な人、また残された方が困らないように、自分の終末期について意志を共有する。

普及啓発事業の媒体について -「平塚市版エンディングノート」の活用

今年度に平塚市で共通して活用できる「平塚市版エンディングノート試案」を作成しました。
本事業の普及啓発の際に、また相談支援で介入の際に、ひとつのツール(媒体)として、関係機関に活用していただくことを考えています。
「平塚市版エンディングノート試案」の試行期間は、前期(令和2年4月~7月)とし、希望のある高齢者よろず相談センターで活用していただき、実際に使用した方や高齢者よろず相談センターの職員などからの意見を基に『完成版』を作成します。
「平塚市版エンディングノート【完成版】」の配布は、後期(令和2年10月以降)から実施していきます。


Ending Note

わたしのノート – 平塚市版エンディングノート

終活を支援する取組の1つとして、平塚市版エンディングノート「わたしのノート」を作成しました。
「わたしのノート」は、書き進めることによって、ご自身の人生を振り返りながら思いを整理し、その先の人生のあり方について考えるきっかけとなるノートです。亡くなるまでの一定期間、多くの方に介護や医療が必要となります。中には、「どんな介護を受けたいか」「最期をどう過ごしたいか」という気持ちを誰にも伝えていないまま、認知症の発症等により、自らの意思を伝えられない状況となる方もいます。
ご自身の希望、ご家族やご友人に伝えておきたいことなどを書き留めてみませんか。

現実はもっとリアルです。ほんとうは、もっと「ストレート」に「最低限」のことだけを「安心して」書き残したいだけではないでしょうか・・・

Recent Articles

Test Test

フロントページ動画「#hiratsukagood」 イラストはクレジット表記義務のないフリー画像 unDraw 室内写真, デッサン, ロゴ, エッセーはホーム …

黄色いココットロンド

帰国間際、ブルターニュで暮らした思い出にしようと、クレープを焼くためのフライパンを買いにレンヌ市のはずれにある大型スーパー、カルフールに足を運びました。 そのと …