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1. 情報の共有と公開、個人情報の保護
私たちが支払う共益費がどういったふうに使われているのか知る権利があります。また今、何が問題なのか知っておくことも大切です。これらの情報の公開・共有とともに、個人としての私たちの情報を守る仕組みづくりも重要になってきます。
そこで居住者名簿の作成ガイドラインとともに、法律で作成が義務付けされている個人情報取り扱いルール を策定。会計についてはソフトを作り、いつでもお金の流れを把握できるシステム化をすすめてきました。
個人情報の取り扱いは細心の注意が必要です。自治会の書類に紛れ込んでいた個人情報、生年月日や家族構成の記載があるファイルはすべて処分しました。
お手元に残っている古い名簿は適切に廃棄してくださいますようお願いいたします。
SNS 等でいったん流された情報は、削除したとしてもその痕跡が残ります。コンピューターの弱点は「忘れない」「間違わない」ことにあるからです。拡散された情報からは多くのデータをとりだすこともできます。
2. 会計
厳しい経営がつづいていましたが、令和4年、共益納付金の増額と経費削減にご協力していただき、V字脱却を図ることができました。
さらに県に対し居住者の増加を要請したところ、若干ですが入居していただく方が増えそれに伴う共益費を増やすことができました。
そして令和5年度、歳入・歳出のバランスは健全さを取り戻しています。ありがとうございました。
ところで新年6年度の会計推移のシュミレーションを出したところ、もしこのまま電気料金がおちつき、転出数も「0」と仮定すればさらに500円の共益費の値下げもできそうですが、スエズ運河の緊張、ウクライナ紛争の長期化が予想され、また4月までの電力料金の支援策が打ち切られた場合を考え、来年度も共益費は、1, 2号棟は2,000円 / 月、3号棟は3,000円 / 月に据え置きたいと考えています。
将来的にはどの棟に住んでいるかでばなく、同じ自治会員として共益費も一律にできないか、話し合うことができればと願っています。
3. 災害にそなえて
今年は大地震からはじまりました。
とくに高齢者が災害で亡くなったという話しは痛ましくてなりません。「せっかくここまで生きてきたのに・・・」と残念でなりません。
いつ起きてもおかしくない災害に対してしっかりとした防災計画と訓練は自治会の責務です。
アメニティ湘南平では一昨年、防災計画書を作成し、それに基ずく在宅避難をメインとした訓練を実施してきましたが、今後もくりかえし計画書の見直しと訓練が大切です。
防災計画書
書き直したり、書き加えたりしながら、より実践的な計画書に変えていきたいと思います。
アッ地震! そのときどうする!
家族みんなで声かけしながら、姿勢を低くして山側と反対の玄関口に移動、ダンゴムシになって揺れがおさまるのを待ちます。外には出ません。
安全を確かめ、手近にあるフキン, タオル等を、廊下側から見えるように ドアポストにはさみこみ 自分の安全を知らせる。ドアの鍵は開けたままにしておく。
4. 集会所改修に向けて
集会所の維持管理費は使用料のなかから捻出することになっていますが、汚損がすすみ改修には多額の費用を要します。
そこで修繕を県に「お願い」 (県営住宅管望条例第25条) することになりますが、費用は税金です。私たちにも責任が伴います。
県の使用要綱では入居者相互の親睦と共同の福祉の増進をはかる等と規定があり、また使用規定では毎月第1日曜日にみんなで清掃することになっています。さらに電気・水道代 も私たちが共益費のなかから負担することになります。
修繕をお願いするまえに「集会所をどうすれば有効に活用できるか」十分に話し合うことが必要です。
今年度2023 の課題として重点的に進めていきたいと思います。
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